スキルアップ
2014年1月8日
間違いだらけだった「英単語の覚え方」
[連載] 本当に頭がよくなる1分間記憶法【1】
文・石井貴士
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ものごとを記憶・暗記するには、ただ、がむしゃらに覚えるのではなく、まずは記憶するコツ、記憶法をマスターするのが効果的です。そのためには、記憶法に関する間違った思い込みを捨て去りましょう。ベストセラー「1分間」シリーズでおなじみの石井貴士が、記憶法の新常識を紹介します。


記憶に関する「間違った思い込み」


「私は、生まれつき記憶力が悪いんです」
「暗記だけは、ずっと苦手なんです」

 そう思い込んでいる方は、多いのではないでしょうか?

「でも、実際に、英単語がずっと覚えられなかったんです」
「日本史などの暗記教科の成績が、実際にずっと悪かったんです」

 そう言って、過去の苦い思い出を証拠にして、今でも「自分は暗記が苦手だ」と自己暗示にかかっている方は、本当に多いのが現状です。子供のころの漢字テストや、英単語の暗記が苦手だったことで、自分は記憶力が悪いと決めつけているのです。

 でも、振り返って考えてみてください。あなたは、記憶法、暗記法をマスターしないまま、いきなり暗記の作業をしていたのではないでしょうか? そうではなく、正しい暗記の仕方を学んだ後に、その通りに暗記をしていたとしたら、どうでしょう? きっと、あなたは暗記が得意になっていたはずです。

 ほとんどの人が、いきなり勉強を始めます。ですが、まず、勉強法を学んで、その後から勉強をしたほうが、勉強がはかどるのです。

 「東京から大阪に行こう!」と思って、「いきなり何も考えずに歩いていく人」と、「どうしたら最短・最速で、さらには安く行けるか? を調べてから行く人」だったら、どちらが早く大阪に着けるでしょうか?

 もちろん、後者ですよね? にもかかわらず、勉強に関しては、勉強法に関して調べることをせずに、多くの人が、いきなり勉強を始めて「自分は勉強ができない」と決めつけているのです。

勉強に関しては、
(1)勉強法をマスターする
(2)勉強を始める

この2ステップで、最速で成績が上がります。記憶法についても同じです。

(1)記憶法をマスターする
(2)記憶したいことに関して、記憶する

 ただ、この順番を守るだけで、あなたも暗記が得意になるのです。
 記憶法をマスターするのに重要なことは、記憶のメカニズムを知ること、そして、記憶法についての間違った常識を捨て去り、新しい常識を手に入れることです。

 ここでは、記憶法に関する「新常識」をいくつか紹介していきましょう。
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[連載]本当に頭がよくなる1分間記憶法 記事一覧
[1]間違いだらけだった「英単語の覚え方」


本当に頭がよくなる1分間記憶法
石井貴士 著



【著者】石井 貴士(いしい たかし)
作家。(株)ココロ・シンデレラ代表取締役。1973年愛知県名古屋市生まれ。東京都町田市立つくしの中学校卒。私立海城高校卒。代々木ゼミナール模試全国1位、Z会慶応大学模試全国1位を獲得し、慶應義塾大学経済学部に合格。ほとんど人と話したことがないという状態から、テレビ局のアナウンサー試験に合格。アナウンサー在職中に、「アナウンサーを辞めて、ゼロからスタートしてビッグになったら、多くの人を勇気づけられるはず!」と思い、本当に局アナから無職に。その後、世界一周旅行に出発し、27カ国を旅する。帰国後、日本メンタルヘルス協会で「心理カウンセラー資格」を取得。2003年に、株式会社ココロ・シンデレラを起業。著書『本当に頭がよくなる 1分間勉強法』(中経出版)は57万部を突破し、年間ベストセラー1位(2009年 ビジネス書 日販調べ)を獲得。現在、著作は合計で41冊。累計130万部を突破するベストセラー作家になっている。近著は『本当に頭がよくなる1分間記憶法』(SBクリエイティブ)