カルチャー
2014年6月25日
9割の医師が知らない!?  「ふくらはぎ」をもむと万病が防げる本当の理由
[連載] 『医者と薬を遠ざける「ふくらはぎ」習慣』より【2】
文・小池弘人
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ふくらはぎに現れる「大きな病気のサイン」


 立ち仕事であれ、座り仕事であれ、夕方になると足がむくんでしまってつらい......。そんな方は多いと思います。

 むくみは足を高くしてしばらく横になっていれば治りますし、放っておいても一晩寝れば普通はとれます。

 むくみとは水分が溜まっている状態を指します。心臓から出た血液は全身を巡り、再び心臓に戻ります。ですが、重力などの関係でどうしても足のほうの血液は心臓に戻りにくくなってきます。血流が悪くなり、いわば血流不全とも呼べる状態になっていることもあります。

 むくみが通常の生理的なものであれば別に気にする必要はありません。しかし、一種の血流不全にまで発展してしまえば、どんどん悪くなるむくみは「大きな病気のサイン」とも考えることができます。

 一般的に血流不全はさまざなま病気の根本的な原因と言えます。血流不全は温度から見れば「冷え」ですし、状態としては「むくみ」という症状を引き起こしかねません。

 つまり、これを放っておくとさまざまな病気・痛みにつながりかねないのです。冷え・静脈瘤など、ふくらはぎの血流不全にかかわる症状は、軽いものから重篤なものまで実にさまざまあります。

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医者と薬を遠ざける「ふくらはぎ」習慣
縮退で考える健康・社会・生き方
小池弘人 著



【著者】小池弘人(こいけ ひろと)
1970年東京都生まれ。1995年群馬大学医学部医学科卒業。博士(医学)。日本統合医療学会指導医、日本内科学会認定医、日本臨床検査医学会臨床検査専門医など。2003年に統合医療の世界的権威アンドリュー・ワイル博士率いるアリゾナ大学統合医療プログラムのアソシエイトフェローに選出。2007年に小池統合医療クリニックを開設。現在、同クリニック院長、群馬大学医学部非常勤講師。漢方、鍼灸といった東洋医学などを通して、現代医療における代替医療の可能性を探究している。とくに監修として関わった『「ふくらはぎをもむ」と超健康になる』(マキノ出版)がベストセラーとなり、これまであまり関心を持たれてこなかった「ふくらはぎ」に医師の立場から光を当てることで、「ふくらはぎ習慣」の火付け役となった。著書に『決定版 新ふくらはぎ習慣』(扶桑社)、『ふくらはぎ「もみ押し」健康法』(静山社)などがあり、共著に『病気が逃げていくふくらはぎ力』(世界文化社)などがある。近著は『医者と薬を遠ざける「ふくらはぎ」習慣』(SBクリエイティブ)。