スキルアップ
2015年3月2日
日本にはないサービスが魅力的! プロが教える海外FX会社の選び方
[連載] 黄金の扉を開く賢者の海外FX投資術【4】
文・榊原卓丸
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連載4回目の今回は、前回の続きにあたる「『海外FX』4つのメリット」の(3)(4)と、実際の海外FX会社の選び方について解説していきます。


「海外FX」4つのメリット(後編)


(3)海外FX会社は、複数口座の保有が可能!
 日本のFX会社では、原則1人1口座しか保有することができません。
 一方、海外の多くのFX会社では、未稼働口座がなければ複数の口座を保有することができます。

 裁量取引1本で行く方は1つの口座があればいいのですが、EA(Expert Advisors)、指標発表トレードなど複数の投資方法を実践する場合は、複数口座利用できたほうが便利です。

 たとえば、スイングや長期トレードとスキャルピング用の口座を分けておけば、自分がどのトレードで利益を上げているのか、どのトレードが収支にマイナスになっているのかを把握することもできます。

 特にMetaTrader上で稼働する自動売買ソフトEA(Expert Advisors)を利用する場合は、複数の口座があることが圧倒的な強みになります。

 EAごとに口座を分けていないと、どのEAが利益を出しているのかを把握するのが困難です。

 またそれ以上に重要なのが、複数のEAを利用する場合に、きちんとプログラムされていないEAだと他のEAのポジションを決済してしまうなどの事故が起こる可能性があります。
 万一こうした信頼できないEAを使っていても、口座を分けていれば損失を限定することができます。

 よく何口座程度保有するのがいいかと聞かれますが、実際使っているEA数+1口座程度を目安にするといいでしょう。

(4)コピートレードなどの独自サービスが利用できる

ソーシャルトレードの仕組み ※クリックすると拡大

 メリットの4番目として、コピートレードなど海外独自のサービスが利用できることが挙げられます。

 日本のFX会社でもミラートレーダーなどのコピートレードサービスが人気です。
 コピートレードやミラートレードと言われているサービスは、取引シグナル提供者(またはシステム)側で行われた取引が、サービス利用者の口座に反映されるサービスです。

 利用する自動売買を簡単に選択でき、その種類も豊富なことから、利用者も増加傾向にあります。
 ただ日本のFX会社の場合、コピートレードサービス自体の利用料金はかからないものの、コピートレード用口座のスプレッド(実質手数料)が通常口座よりも大幅に広く設定されています。

MetaTrader4 「シグナル」サービスの画面 ※クリックすると拡大

 海外FX会社の場合も同様にスプレッドが広いサービスもありますが、スプレッドが通常口座のままで利用できるものもあります。
 例えばMetaTrader4にデフォルトで組み込まれている「シグナル」というサービスは、登録シグナル数も多く今後の普及が期待できそうです。

 MetaTrader4の「ターミナル」に「シグナル」というタブがあり、ここから提供シグナルを確認することができます。

 実際の利用方法に関しては、説明が長くなりますのでGoogleなどで『MT4 シグナル 使い方』などで検索するか、FXがテーマの書籍などをご覧ください(著者の書籍でも具体的な利用手順を紹介しています)。

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黄金の扉を開く 賢者の海外FX投資術
榊原卓丸 著



【著者】榊原卓丸(さかきばらたくまる)
2014年に世界的に有名なリアルマネーによるトレードコンテスト2014 World Cup Championship of Forex Trading(米国Robbins Trading Company主催) にて準優勝を達成。
http://www.worldcupchampionships.com/live-stats-3

1977年生まれ。大分県出身。関西学院大学卒業後、新光証券(現みずほ証券)を経て、株式会社ディーネット代表取締役として著名投資家の資産運用業務を担当。ファンド関係者など様々な業界人脈を築く。同社代表取締役を辞任後、三京証券株式会社にて日経225先物、日本株のディーリングを行う。現在はTrade Tools株式会社代表取締役。FX、日経225先物、株式等で国内・海外の大口投資家へ助言を行うほか、自動売買システムの企画・開発を行う。著書に、『卓丸の1日5分から始める日経225mini』『ほったらかしでも月100万儲かるFX自動売買』(かんき出版)、『株で儲けるためのNISA徹底活用術』(自由国民社)、『黄金の扉を開く 賢者の海外FX投資術』(SBクリエイティブ)がある。