ビジネス
2015年8月26日
仕事・自分・人間関係を「こじらせない」ための方法
文・山口 揚平
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自分をこじらせないために...


 「自分はできない」「どうせうまくいかない」「自信がない」。

 そうやってネガティブなことばかり考えている人がいます。
 ある意味、「自分」をこじらせた状態です。

 僕は、「能力がない」ということは「勇気がない」ということに等しいと思っています。やってみなければ、どうなるかはわからない。でも勇気がなくてやろうとしないから、「能力がないまま」だし、「自信もつかない」んです。

 よく若い時は海外に出たほうがいいといいます。それは、単に語学を学ぶためだけでなく、「異文化への耐性をつけるため」=「自信をつけるため」に行くのではないかと思います。

 僕もよく海外に行きますが、とんでもないことも多いです。ホテルに泊まってもドアは閉まらないし、個性的過ぎる人はいるし、日本にいて自分が思っているレベルの3倍、人はわがままなのだということに気づきます。

 そして、最後に「そういう人もいる」と悟ります。

 別に海外だけではありません。ちょっと苦手な人、あまり気乗りのしない集まりなどに行ってみることで、異質なものへの耐性は鍛えられます。もちろん「やっぱり嫌だった」と思っても構いません。

 そういうことをちょっとずつちょっとずつ繰り返すうちに、どこに行っても、動じない自分になれるのだと思います。

 僕は、旅武者という会社で、「海外武者修行プログラム」というものをやっています。これは、2週間から2ヶ月、ベトナムの世界遺産都市ホイアンで、参加者が自ら考えたビジネスを実際にやってみるというものです。僕達が持っている「雑貨屋」「レストラン」「ツアーデスク」「語学学校」を自由に使って、各人・各チームが実際のビジネスを作ってゆきます。もちろん、出発前の事前講義や、現地でのコーディネートとコーチ、帰国後の発表会がつきます。異国の地で実践することで、語学力・リーダーシップ・チームワーク・マーケティング・財務会計など幅広いビジネス創造スキルが短期間で身につくわけです。今年の夏も150人ほどが参加します。よかったらご覧になってください。

◎海外武者修行プログラム
http://mushashugyo.jp

 今、海外研修プログラムとしては、最大規模・No.1になっています。

いつも大事なのは「本質」を考えること


 世の中はどんどん変わっていきます。これからも変わるでしょう。

 でも、いつも大事なのは、「本質」を考えることです。それ以外は検索すればすむので、うろ覚えでいいですし、愛嬌があれば誰かに教えてももれえます。(「うろ覚え能力」と「愛嬌力」は今後ますます大事になると思いますが)。

 でも本質は誰も教えてくれません。今後価値になるのは「本質を見抜くこと」だけなのです。

(了)


10年後世界が壊れても君が生き残るために今、身につけるべきこと
答えのない不安を自信に変える賢者の方法
山口 揚平 著



【著者】山口揚平(やまぐちようへい)
早稲田大学政治経済学部卒業。1999年より大手コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わった後、独立・起業した。企業の実態を可視化する「シェアーズ」を運営、2010年に一度売却するも、2012年に買い戻した。現在はコンサルティングなど複数の事業・会社を経営する傍ら、執筆・講演を行っている。専門は貨幣論・情報化社会論。
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