スキルアップ
2014年10月22日
青ペン、4色のクリアファイル──勉強の効率を上げる道具の選び方
[連載]
本当に頭がよくなる1分間ノート術【2】
文・石井貴士
4色の「バインダーファイル」を使いこなそう
前回の記事では、ノートはA4のルーズリーフを使うように推奨しましたが、ルーズリーフに書き取ったものは、4色のバインダーファイルにまとめます。
・赤のファイル......最重要のもの
・緑のファイル......優先順位2位のもの
・黄のファイル......優先順位3位のもの
・青のファイル......優先順位4位のもの
といった優先順位で分けてもOKです。
仕事に関しては、
・赤のファイル......ビジネスの資料
・緑のファイル......本に関する資料
・黄のファイル......その他の資料
・青のファイル......取引先に関する資料
といった形で、自分だけの分け方をするのもありです。
世界史ならば世界史で、古代史で4色、中世史で4色、近代史で4色といった分け方もありますし、赤は中国・東南アジア、緑はヨーロッパ、黄はアフリカ、青はアメリカといった形で分けても構いません。
4色を駆使して、ファイル分けする習慣をつければ、あなただけのノートが出来上がっていくのです
「クリアボックス」も4色にすれば応用は無限大になる
クリアファイルにまとめたい場合も、4色のものを買います。
A4のコピーの資料も、4色でファイリングしておくのです。
理想は、バインダーファイルごと、クリアファイルごと、4色のクリアボックスに 入れることです。
「でも、バインダーファイルにまとめるのも、クリアファイルにまとめるのも、面倒
臭いなぁ」という方もいるでしょう。
その場合は、ざっくりと、幅10センチくらいの4色のクリアボックスに、資料をぼんぼん投げ込めばいいのです。
・赤のクリアボックス......見てゼロ秒でわかる。すでに復習しなくてもいいもの
・緑のクリアボックス......うろ覚えのもの。復習の優先順位1位
・黄のクリアボックス......見たことはあるが、わからないもの。いずれやるもの
・青のクリアボックス......見たことも聞いたこともなかったもの。もうやらないかもしれないもの
としておいて、あとからバインダーファイル、クリアファイルにまとめるというや
り方もできるのです。
(了)
【著者】石井貴士(いしい たかし)
作家。(株)ココロ・シンデレラ代表取締役。1973年愛知県名古屋市生まれ。東京都町田市立つくしの中学校卒。私立海城高校卒。代々木ゼミナール模試全国1位、Z会慶応大学模試全国1位を獲得し、慶應義塾大学経済学部に合格。ほとんど人と話したことがないという状態から、テレビ局のアナウンサー試験に合格。アナウンサー在職中に、「アナウンサーを辞めて、ゼロからスタートしてビッグになったら、多くの人を勇気づけられるはず!」と思い、本当に局アナから無職に。その後、世界一周旅行に出発し、27カ国を旅する。帰国後、日本メンタルヘルス協会で「心理カウンセラー資格」を取得。2003年に、株式会社ココロ・シンデレラを起業。著書『本当に頭がよくなる 1分間勉強法』(中経出版)は57万部を突破し、年間ベストセラー1位(2009年 ビジネス書 日販調べ)を獲得。著者累計160万部を突破するベストセラー作家になっている。
http://www.kokorocinderella.com
作家。(株)ココロ・シンデレラ代表取締役。1973年愛知県名古屋市生まれ。東京都町田市立つくしの中学校卒。私立海城高校卒。代々木ゼミナール模試全国1位、Z会慶応大学模試全国1位を獲得し、慶應義塾大学経済学部に合格。ほとんど人と話したことがないという状態から、テレビ局のアナウンサー試験に合格。アナウンサー在職中に、「アナウンサーを辞めて、ゼロからスタートしてビッグになったら、多くの人を勇気づけられるはず!」と思い、本当に局アナから無職に。その後、世界一周旅行に出発し、27カ国を旅する。帰国後、日本メンタルヘルス協会で「心理カウンセラー資格」を取得。2003年に、株式会社ココロ・シンデレラを起業。著書『本当に頭がよくなる 1分間勉強法』(中経出版)は57万部を突破し、年間ベストセラー1位(2009年 ビジネス書 日販調べ)を獲得。著者累計160万部を突破するベストセラー作家になっている。
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