スキルアップ
2015年3月2日
日本にはないサービスが魅力的! プロが教える海外FX会社の選び方
[連載] 黄金の扉を開く賢者の海外FX投資術【4】
文・榊原卓丸
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どういう基準で海外FXの口座を選ぶべきか?


 海外FX会社を選ぶ際は、日本のFX会社を選ぶ時と同様にスプレッド、約定力を重視しましょう。この2つは実際の利益に直結します。
 また、あまりスプレッドが広い会社や約定が遅い会社などは避けるようにしましょう。

 海外FX会社の中には見た目上のスプレッドが狭くても、別途手数料を取る会社も多いので注意しましょう。

 海外FX会社の場合は取引量に応じたボーナス(キャッシュバック)キャンペーンなどをよくみかけます。
 日本のFX会社でも取引量に応じて、特典としてラーメンや餃子がもらえたりするのでこれは特に問題ないと思います。
 ただ入金しただけで資金の倍のボーナスが出る会社などもあります。
 一見お得に見えるかもしれませんが、どこからそのボーナスが出ているのかを考えると慎重にならざるをえません。

 もっとも重要な判断基準はライセンスの状況です。
 どの国の金融ライセンスも持たないFX会社だと、出金トラブルなどの可能性もありますので避けたほうが無難です。

 またライセンスがある場合も、できるだけ信頼性の高い国のライセンスを保有している会社を選んだほうがいいでしょう。

実際に利用して満足度が高かったFX会社


 こうした基準をもとに、実際に筆者が利用して満足度が高い海外FX会社を参考までにご紹介しましょう。

 まず一番は「GK Goh」です。
 ここはスプレッドも狭いですし、約定力も高いです。ライセンスも世界最高レベルといわれるシンガポールなので信頼度も高いです。
 口座開設手続きが少々面倒ですが、プロのトレーダーにも利用者が多く本気でやる方に向いています。

 他では「Big Boss Financial」も筆者は気に入っています。
 「GK Goh」ほどではないですが、スプレッドも狭く、約定力も高いです。
 NYダウ、S&P500、金(ゴールド)などのCFDも取引可能です。
 オンラインで口座開設が可能なので、とりあえず海外FXを始めるには適しています。

 海外FXには日本にはないメリットが多くあります。
 第3回と第4回(今回)の連載を参考に、ぜひ有効活用してみてください。

(了)

※上記の海外FX会社の情報は、2015年1月末現在の状況をもとにしています。会社の選定は、最新情報をもとにご自身の判断で行ってください。

※本連載は情報提供を目的としており、投資などの最終判断はご自身でなさるようお願いいたします。本連載の情報により生じたいかなる損害については、情報提供元および執筆者は一切の責任を負いかねます。





黄金の扉を開く 賢者の海外FX投資術
榊原卓丸 著



【著者】榊原卓丸(さかきばらたくまる)
2014年に世界的に有名なリアルマネーによるトレードコンテスト2014 World Cup Championship of Forex Trading(米国Robbins Trading Company主催) にて準優勝を達成。
http://www.worldcupchampionships.com/live-stats-3

1977年生まれ。大分県出身。関西学院大学卒業後、新光証券(現みずほ証券)を経て、株式会社ディーネット代表取締役として著名投資家の資産運用業務を担当。ファンド関係者など様々な業界人脈を築く。同社代表取締役を辞任後、三京証券株式会社にて日経225先物、日本株のディーリングを行う。現在はTrade Tools株式会社代表取締役。FX、日経225先物、株式等で国内・海外の大口投資家へ助言を行うほか、自動売買システムの企画・開発を行う。著書に、『卓丸の1日5分から始める日経225mini』『ほったらかしでも月100万儲かるFX自動売買』(かんき出版)、『株で儲けるためのNISA徹底活用術』(自由国民社)、『黄金の扉を開く 賢者の海外FX投資術』(SBクリエイティブ)がある。
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