スキルアップ
2015年9月1日
堀北真希の結婚に学ぶ「難攻不落の相手を落とす」心理術
[連載]
97%の人を上手に操る ヤバい心理術【4】
文・ロミオ・ロドリゲス Jr.
いきなり連絡先を聞くのは絶対にNG
目当ての人がいても、気の弱い人ほど電話番号を交換することができないようです。しかし、やはりお目当ての女性を独り占めしたいのは当然の感情。そういうときは「イエス法」を使いましょう。
まずいきなり連絡先を聞くのは絶対にNGです。女性に警戒されるだけです。
女性からすると、初対面でどんな人なのかまだわからない男というのは、ただただ怖い存在だからです。まずは会話をして打ち解けてから、お互いのことがわかった上で連絡先を聞きましょう。
連絡先を聞く時の一番のポイントは「理由をつけること」です。
理由をつけることによって、ガツガツした印象を与えず自然な形で連絡先を交換することができます。一番のメリットは、「理由づけ」が後々の展開につながるということです。
信頼関係を築いた後に、
「今度友達も誘って飲み会やろうよ」
「うん、いいよ」
「それじゃ連絡するから連絡先交換しよう」
という流れが一番スムーズです。
ここで「イエス法」のテクニックが使われていることに気がつきましたか? 人の心理として一度、YESを出した後の提案は,非常に断りづらくなります。会話の中で、いったん「YES」を引っ張り出せば、信頼関係を築いている限り、あなたの提案がその場で断られることはないでしょう。
この方法を実践すれば、100%の確率で連絡先を交換することができるので、覚えておいて損はありません。
「希少性の原理」で自分を気になる存在にさせる
「希少性の原理」とは、「人は手に入りにくいものほど価値があると考える」心理です。
たとえば、「1日30個限定」や「3日間限定セール」。
「限定」という言葉を見ると、今買わないと損をしてしまうと感じてしまいます。
これは、入手する機会を制限することによって商品価値を意図的に高めて、消費者の購買欲を掻き立てているのです。多くの通販サイトでも、「セール終了まで残り○時間」とカウントダウンを表示したり、「先着○人限定」と謳ったりするなど「希少性の原理」をうまく利用しています。
ポイントは二つです。
一つ目は「会える日と連絡が取れる日を限定する」です。
「いつでも会える」では希少性がまったくありません。「あなたが呼ぶならどこへでも駆け付ける」なんていうのもダメです。「都合の良い人」として使われる可能性大です。「今月は15日しか空いてない」と会える日を限定します。いわば「私に会えるのは15日限定!」と売り込んでいるようなものです。
相手は、「忙しい合間を縫って、自分のために時間をつくってくれた」と感じて嬉しくなります。電話やメールも毎日ではなく、「週末の夜しかできない」と限定するのがよいでしょう。
二つ目に「他の人からアプローチされている」とほのめかします。
「この間デートに誘われた」
「最近、あの人からよくメール来るんだよね」
など、他の異性からアプローチを受けていることをほのめかしてください。商品にたとえると、残りわずか! お急ぎください」や「売り切れ御免」と同じなので、今まであなたのことを意識していなかった相手も、「早くしないと他の人に取られてしまう!」と思って焦るはずです。あなたに気がある場合は、何かしらの行動を起こすでしょう。
意中の相手に意識させることが目的なので、他の人からアプローチされたことを自慢げに話すのではなく、残念そうに、
「他の人からは好かれるのに、本命のあなたには振り向いてもらえない」
というニュアンスで話すのがポイントです。
(了)
ロミオ・ロドリゲス Jr.
1972年香港生まれ。幼いころよりイギリス、カナダ、日本とさまざまな国々で生活し、4カ国語(日本語・英語・北京語・広東語)を操る。相手の心を読み、暗示をかけ、操作をするエンターテイメント「メンタルマジック」を日本に確立させた第一人者。日本テレビ,テレビ朝日、関西テレビなど多くのテレビ出演により話題となる。2010年には香港大学(世界大学ランキング34位)専修科でメンタリズムの講師として抜擢、香港大富豪、芸能人や著名人など多くのVIPクライアントを持つ。現在、「ザ・スーパーメンタリズム・エンターテイメント」を主催し、各地で超心理術エンターテイメントショーを展開、一方、独自のビジネス心理方法論を元にしたオンラインやオフラインセミナーを開催し、サービスや接客業のビジネス現場でいかにお客様の心を読むかを指導。特に企業向けの「お客様の心を読む七つの暗号」セミナーは好評を博している。
1972年香港生まれ。幼いころよりイギリス、カナダ、日本とさまざまな国々で生活し、4カ国語(日本語・英語・北京語・広東語)を操る。相手の心を読み、暗示をかけ、操作をするエンターテイメント「メンタルマジック」を日本に確立させた第一人者。日本テレビ,テレビ朝日、関西テレビなど多くのテレビ出演により話題となる。2010年には香港大学(世界大学ランキング34位)専修科でメンタリズムの講師として抜擢、香港大富豪、芸能人や著名人など多くのVIPクライアントを持つ。現在、「ザ・スーパーメンタリズム・エンターテイメント」を主催し、各地で超心理術エンターテイメントショーを展開、一方、独自のビジネス心理方法論を元にしたオンラインやオフラインセミナーを開催し、サービスや接客業のビジネス現場でいかにお客様の心を読むかを指導。特に企業向けの「お客様の心を読む七つの暗号」セミナーは好評を博している。