スキルアップ
2015年9月1日
堀北真希の結婚に学ぶ「難攻不落の相手を落とす」心理術
[連載] 97%の人を上手に操る ヤバい心理術【4】
文・ロミオ・ロドリゲス Jr.
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 女優の堀北真希(26)と電撃結婚した俳優の山本耕史(38)。堀北のハートを射止めたといわれる直筆手紙など、「難攻不落」だった彼女を長年のアプローチで結婚にこぎつけた戦略が話題を呼びました。

 一方で、ネット上では「イケメンに限る」「一歩間違えば、ストーカー」という意見も見られます。意中の人を落とすためには、「断られた後」、どのような行動に出ればよいのか。アジア最強メンタリストで、近著『97%の人を上手に操る ヤバい心理術』も好調なロミオ・ロドリゲスJr.が語ります――。


好きになってくれた人を好きになってしまう「好意の互恵性」


 男性も女性も、自分に自信が持てない人が多いようです。

 学業や仕事では自信があっても、恋愛となると途端に奥手になる人もいます。

 そんなあなたに、素敵なパートナーをつくる第一歩、「告白をする前に、何をすべきか」をご説明します。

 まず理解していただきたいのは、『人間は自分を好きになってくれた人を好きになってしまう』ことがあるということです。これを心理学では「好意の互恵性」と呼びます。

 しかし、「そうか、よし、告白するぞ」と勇んで告白するものの、それだけでは、ハッキリしない返事が返ってくるでしょう。そこで終わりだと考える人は多いのですが、これは間違いです。

 断られたとしても、次にどう行動するかで最終的な結果は変わってきます。
 たとえば、あなたが今隣にいる異性に告白されたとしましょう。あなたは信用できますか? まずは驚き、疑ってしまうのではないでしょうか。

「繰り返し」で相手の警戒心を解く


 相手はからかっているのではないか、軽い気持ちなんじゃないか...男性よりも、女性のほうがこの感覚を持つことが多いようです。

 告白は、1回目はただ驚き、2回目にことの内容を理解し、3回目でやっと落ち着いて受け入れる気持ちになります。これが、恋には「押しが大事」という意味です。繰り返しこそが好意の信ぴょう性を伝えるものであることを忘れないでください。

 告白するのに有利になる事項も解説しておきましょう。

「人間はカフェインを摂取すると説得されやすくなる」ということです。

 コーヒーや緑茶など、カフェインを含む飲み物を飲んだ後に告白したほうが、成功率がアップします。ただし、カフェインは体内でピークに達するまで40分程度かかるそうです。呼び出して、コーヒーを飲んで、40分ほど世間話をして、あとはモタモタせずに告白をしてください。

 また、告白前は必ず「パーソナルスペース」を意識しましょう。人間は常に自分の周りに個人的なテリトリーを持っています。それは親密な人しか入ることを許されない空間。バーのカウンターで並んで座れば、二人は非常に近い距離になります。ここで告白すれば、好意はより鮮烈に相手の胸に突き刺さるでしょう。









97%の人を上手に操る ヤバい心理術
ロミオ・ロドリゲス Jr. 著



ロミオ・ロドリゲス Jr.
1972年香港生まれ。幼いころよりイギリス、カナダ、日本とさまざまな国々で生活し、4カ国語(日本語・英語・北京語・広東語)を操る。相手の心を読み、暗示をかけ、操作をするエンターテイメント「メンタルマジック」を日本に確立させた第一人者。日本テレビ,テレビ朝日、関西テレビなど多くのテレビ出演により話題となる。2010年には香港大学(世界大学ランキング34位)専修科でメンタリズムの講師として抜擢、香港大富豪、芸能人や著名人など多くのVIPクライアントを持つ。現在、「ザ・スーパーメンタリズム・エンターテイメント」を主催し、各地で超心理術エンターテイメントショーを展開、一方、独自のビジネス心理方法論を元にしたオンラインやオフラインセミナーを開催し、サービスや接客業のビジネス現場でいかにお客様の心を読むかを指導。特に企業向けの「お客様の心を読む七つの暗号」セミナーは好評を博している。
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