ビジネス
2013年11月22日
ウザい上司や同僚をサラリとかわす『いなし言葉』のサ行五段活用
『ウザい相手をサラリとかわす技術』より
人づき合いは距離感が9割! ウザい相手だけど、上司や取引先など、どうしても避けて通れない人もいるでしょう。そうした相手との人間関係をストレスなく乗り切るコツは、「つかず離れず」の姿勢を取ること。ウザい相手をサラリとかわすためのテクニックを紹介しましょう。
ストレスの主な原因は「職場の人間関係」
ウザいとは、2008年にこの言葉を初めて掲載した国語辞典『広辞苑』(「うざい」で掲載)の説明を借りれば、「わずらわしい、うっとうしい、気持ちが悪い」という意味です。
要するに、気分を不快にさせ、「こちらからは話したくない」「面倒なので、極力避けたい」と感じてしまう人物ということになります。
◎おせっかいでありがた迷惑な人
◎会うたびに嫌みや皮肉を言う人
◎妙になれなれしい人
◎小さな権力を振りかざして上下関係を作る人
◎何でも知っているふりをする人
◎必要以上に厳しい言葉を使う人
◎身勝手でコントロールしにくい人
◎口先だけで、いざというとき逃げてばかりの人
◎ネガティブ志向で、他人の批判やうわさ話が多い人
◎見た目、言動、服装などが下品な人
ウザい人間にもさまざまなタイプがありますが、そうした人は、どの業界のどんな職場にも必ず生息しています。
しかも、彼(もしくは彼女)らが、上司や部下、仕事相手だった場合、「本当はつき合いたくないけど、つき合わなくちゃいけない」ため、その存在は、あなたにとって大きな悩みの一つになっているはずです。
実際、厚生労働省が実施している「労働者健康状況調査」では、ビジネスパーソンが挙げた具体的なストレスの要因として、「職場での人間関係」が、「仕事の質」や「仕事の量」などを抑えてもっとも高くなっています。
では、そうしたウザい人のストレスを軽くして、あなたのビジネスシーンをもっと楽しく、より充実したものにするには、どうすればよいのでしょうか。
その答えは、「つかず離れず」という姿勢で人間関係を考えることです。言うなれば、適度な距離を保つということ。話すことすら億劫に感じられる相手であっても、最低限の人間関係として「つかず離れず」のスタンスで臨めば、ビジネスに必要な最低限な交流はできます。
ここでは、「つかず離れず」の人間関係を構築するための具体的なテクニックを2つほど紹介しましょう。
【著者】清水 克彦(しみず かつひこ)
1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。文化放送入社後、政治・外信記者を経て米国留学。帰国後、国会・首相官邸キャップ、キャスター、情報ワイド番組プロデューサーを歴任。現在は、報道デスクの傍ら、育英短期大学講師、南海放送「木藤たかおの日曜プレスクラブ」コメンテーターとしても活動中。著書に、『ウザい相手をサラリとかわす技術』『人生、勝負は40歳から!』(共にSB新書)、『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)など多数ある。
1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。文化放送入社後、政治・外信記者を経て米国留学。帰国後、国会・首相官邸キャップ、キャスター、情報ワイド番組プロデューサーを歴任。現在は、報道デスクの傍ら、育英短期大学講師、南海放送「木藤たかおの日曜プレスクラブ」コメンテーターとしても活動中。著書に、『ウザい相手をサラリとかわす技術』『人生、勝負は40歳から!』(共にSB新書)、『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)など多数ある。